最近特に直面することです。
一定の水準を保ちながらも、常に何か変化を求められる、これが仕事の厳しさだと感じております。
コーヒー屋は、常に新鮮で同じ味を再現できなければなりません。
コーヒー焙煎でいえば、それぞれの豆のベストポイントを逃してはいけないため、毎回真剣勝負です。
「お店に行く度に味が毎回違う」のでは、商売になりません。
また、焙煎機も常にメンテナンスが行き届いていないと、異常が起きるため、掃除掃除の毎日となります。
豆の選別(ハンドピック)を含めた焙煎作業をクリアするのに、大体の労力を費やします。
お客様からみれば、当たり前にみえると思います。といいますか、当たり前にやらなければお代金を
いただけません。
しかし、お店を永く続けていくためには、上記のような当たり前のことをクリアしながらも、
なにかプラスアルファを変化し続けなければならないと思います。お客様からありがたいご要望を
いただくこともありますし、季節は巡るため、メニューも更新の連続となります。
今は、「開業したての幼稚園年小組」から「変化の階段を上る年中組」、そんな狭間におります。
私の中では、常に感情を乱さず磯野家を影で支えるフネさんと
髪形が素敵なパパにいつも怒られながらも、磯野家に新しい風を吹き込むカツオのような
バランスがとても大事だなと感じております。
安定したフネさんがいるから、カツオは遠慮なく意見を述べます。ほとんど却下されますが…
そんなジャブを沢山うつカツオがいるから、物語が面白く飽きがこない… たまに名案もあります。
ラバーズコーヒーは、フネさんのような安定を軸に、カツオが述べるような数ある意見を吟味して実行し
少しずつ変化していこうと思います。軸がブレなければ、小さな失敗ぐらいメンコイはずです。
カメのスピードでも積み重ねで成長できると信じています。
頭使ってがんばります。
Lover’s Coffee