反省すること

机上の若造

 

独自性とはいったい何なのでしょうか。

 

開業前に考える事業計画には、「あなたのビジネスにはどういった特徴がありますか?」といったことを

問われる項目が必ずあります。

私は、この独自性に関してずいぶん悩みました。

そのはず、コーヒー生豆は輸入モノですし、コーヒー自体アチャラの文化なのですから。

事業計画書は、特に「地域に絡めた独自性」が魅力的なようです。

私の場合、提供の仕方で独自性を考えました。スペシャルティコーヒー自体、もはや特別な商品では

なくなってきているためです。

 

・会津若松市内限定で、コーヒー豆、器具類の配達(大雪が障壁となり、お客様の足が遠のくと考えたため)

・出張サービス(当店でご購入された電動ミルのクリーニングサービス、淹れ方レクチャー)

 

・歴史の町会津と絡めて、チョンマゲ頭でドリップ…

 

その他いくつか考えましたが、これらは開業してみると、机上の空論となります。

まずお店側として、1日の中でロースト、テイクアウト、店内でのコーヒー提供、その他雑務をこなすことで

手一杯のことだと身に染みます。

そして、実際に当店のお客様(ターゲット)は、共働きの方が多く、普段家にいらっしゃらない… 出張する上で

とても小さいマーケットであることを分かっていなかったのです。お客様に配達、出張サービスがグッとくる訳がありません。

お客様のほとんどは、お店での試飲や、お店のアンちゃんたちの説明を受けながら、商品を選びます。

「誰に、何をどう提供するのか」というビジネスの基本を現実的に考え直す必要がありました。

 

アップルを創設したスティーブジョブズ、フェイスブックのマークザッカ―バーグといった人物たちは

ズバ抜けた独自性があると思います。それに引き換え、コーヒー屋のアンちゃんが考えたことはたかが知れております。

 

まずは、求められているモノ、サービスを安定供給する。これが仕事の第一だと思います。

お客様も奇抜なことは、特別求めておりません。

 

ミニマムなお店のため、開業前は販売するモノを絞ろうと考えておりました。しかし、個性を磨くためには、商品だけではなく

提供のスタイルも絞るべきだと気づきつつあります。そして、独自性は机の上でパッとでたひらめきではなく

実践の上でスパンを設けて築き上げていくものだと分かってきました。

 

それに気づいただけでも、開業前の「机上の若造」から一歩進んだはずです。

 

ゆっくり答えを見つけていきます。

 

 

 

 

Lover’s Coffee

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