・ニカラグア カサブランカ農園
・グアテマラ エルインヘルト農園・イエローナンセ
・グアテマラ エルインヘルト農園・トラディショナル
これらはそれぞれ導入したてのときよりも、より風味が際立ってきております。言い換えると、以前感じなかった風味が顔を出している豆もございます。
そのはず、これらのローストは自分のなかで手ごわいと感じ続け、その分向き合ってきたからです。
生豆に対して
水分の抜き方、火力の上げ方、どこで煎り上げるのか、どんな風味を引き出せるのか…
簡単に納得しないで、これでもか!と試行錯誤をしてきたため、コーヒー豆もそれに応えてくれました。
一方、「この豆はこの風味だばい!」と勝手に決めつけて、美味しさの可能性を伸ばさないままでいた豆は、お客様の反応は少なく、そのぶん数字も横ばいです。粘り強く向き合いきれていない姿勢は、素直に数字に表れます。
豆の可能性を決めつけることは、とてももったいないことですし、生産者の方々に対して失礼なことです。
ある意味、仕事は慣れてはいけないと考え直しました。
向き合わないと相手の奥深くを知り得ないことは、人付き合いと似ているかもしれません。
必ず応えてくれると信じて、コーヒーと向き合おうと思います。
Lover’s Coffee