コーヒー好きのお客様へ
本屋さんでは並ぶことはない、コーヒーの専門書がほんの数冊入荷しております。
焙煎やエスプレッソなど、各分野を深く掘り下げたものではなく
生豆のことからコーヒーの淹れ方まで、幅広い内容の中から、伝えたいことを載せた本となっております。
内容のところどころには
コーヒーの本質とは「風味」であること
コーヒーは楽しむもの。お高く止まった美食家にならないよう気をつけること
理屈に縛られないこと
一杯のコーヒーの中に結果がでているのであって、美味しいコーヒーを淹れることが一番大事なこと
などなど、ノルウェー人バリスタの実力者(著者)が
割安な贅沢品として、コーヒーを純粋に楽しもうと伝えていることに好感が持てます。
コーヒーはカップの中の美味しさがすべてであるのに
店がどんな高級マシンを使っているのかや
有名な横文字を見ただけで「美味しい」と信じこんだり
味覚以外のことで判断してしまうことは、よくあることです。大事なことは、コーヒー豆の素材が活かされていること。
そして、自分の中にコーヒーの軸があること。
この本は流行ではなく、コーヒーの基礎を教わることができます。
購入して自分のものにするまでいかなくても
当店でも自由に読めるよう、見本としてテーブルに置いておきますので
時間があるときにでもご覧になってください。
当店も基礎となる本は常に読み返していこうと思います。
Lover’s Coffee