コーヒーのこと

コーヒー = 農産物

 

11月現在、

 

業務用の機械で焙煎をはじめて約一年となりますが、

 

今が一番、焙煎の楽しさを感じているのかもしれません。

 

 

 

収穫したての中米産生豆(なままめ)は日本のお米と同様、秋に入荷することが大半です。

 

 

私は、約一年前からコーヒー焙煎を主な仕事にしたことで

生豆は、私たちが普段口にしている食べ物と同様、新鮮さが大事な農産物であることを、五感で感じております。

 

 

 

年をまたいで同じ農園の豆を扱っていれば

コーヒー農家さんの去年の出来(味の面)と、今年の出来がはっきりと分かります。

 

新鮮なほど、生豆は青々しく

カップコーヒーの香りは非常に豊かであり、味も申し分ないです。

 

同じ農園、同じ作り手、同じ品種でも

年が違えば、ひと味違う風味に仕上がっているケースもあります。

 

それは、その年の気候が原因なのか、

または、作り手の栽培方法や考え方が変わったからなのでしょうか。

私はまだそのあたりを理解していないので、とても興味深いです。

 

また、農家さんが現地で丁寧に生豆の選別作業をして下されば

焙煎中の豆のはじける音は勢いがよく、そのはじける時間もバラつきが少なくまとまっております。

香りと共に、非常に心地よい音です。

 

 

 

新鮮であればあるほど、生豆の水分が多いため、焙煎は難しくなります。

海の向こうからたどり着いた、手間のかかった美味しさを損なわないために

リレーでいう第三走者としてのロースターは、ここが腕の見せ所です。

 

 

ねじり鉢巻きはかかせません。

 

 

 

 

ここ数日の新豆は

 

 

 

コスタリカ ラ・ロマ農園(フリーウォッシュド)

こちらは前年と比べると、より透明感が際立っており

その透明感が、赤リンゴの風味や洗練された酸、ジューシーな甘みを引き立たせております。

 

 

 

もうおひとつ

 

コスタリカ ピエ・サン農園 (レッドハニー

こちらは、今までのサンタ・ロサ農園(レッドハニー)の交代役として入荷しました。

 

レッドハニーに共通の、熟した果実の甘みが心地よく、風味はブドウを連想させます。

その他、柔らかい酸やクリーミーな質感がひとまとまりになっており、

複雑さを感じると思います。レッドハニー好きには、大変オススメです。

 

 

 

今回の入荷で、すべての生豆が2017年産の新豆に切り替わりました。

 

 

 

会津磐梯山と同じくらいの標高で

大切に大切に栽培されている、中米のコーヒー豆。

 

 

想いを馳せて、召し上がってみてください。

 

 

 

 

Lover′s Coffee

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