すみません、最近時間がないため
結論から申し上げます。
新しいブレンド、「Lover’s Coffee #2」が出来上がりました。
風味のイメージは、「フルボディの赤ワイン」。
実はこのイメージ。
すでに並んでいるブレンド「#1」から派生したものとなっております。
「#1」もフルボディの赤ワインをイメージした配合でしたが
配合に使用している、コスタリカ・レッドハニー製法の豆が途中変わったため、微調整してもどこか違和感がありました。
お世話になっているBarの店主も
「#1の出来上がりはいいけど、重くはないよね」
そういった感想。
個人的にも、イメージの部分で引っかかっておりました。
考えたあげく、自分自身も「#1」は気に入っておりますし、お客様もこの配合で支持して下さるので、「#1」はそのまま残し、イメージだけを「ライトボディの赤ワイン」へ変更することに。都合のいい変更をして申し訳ありません。
そこで今回は、コーヒーの明るさを抑え
「#1」よりも舌の上にコーヒーの甘さが乗るイメージを意識し、違う銘柄も使ってブレンドを完成させました。
「#1」との違いは、主に甘さの感じ方です。
「#1」は、キャンディのような甘さ
「#2」は、過熟した果実のような甘さ
ボディと共に、甘さが口の中に広がります。
少々明るい感じか、落ち着いた感じか。
「#1」と共通している点は、心地よいアフターテイスト。
当店のシングルオリジン(単一農園)の豆で、ローストが浅めのものよりも、余韻が違います。
自分たちが手を加えている分、思い入れがあるからかもしれませんが、
個人的には、シングルオリジンよりも、ブレンドのほうがコーヒーとして好きです。
ブレンドは、当店の個性のひとつです。
ぜひ、試飲、テイクアウト、飲み比べでご確認ください。
Lover’s Coffee