商品ラインナップには常にコスタリカを並べますが、農園名などの細かい銘柄は頻繁に変えております。今お出ししている銘柄は、「サンフランシスコ1900農園」。品種名や精製方法、精製所の説明に関しては、長い文章になってしまうため省略致します。
このコスタリカの豆を焙煎する際、私が意識したことは、甘みを最優先にし、酸味はそれを支える程度にわずかに残すこと。そのポイント(地点)をいかに探ったのか、それが重要だと考えております。
一般的に、コーヒー豆は浅く焙煎すれば酸味の割合が高くなり、深く焙煎すればその逆の印象になります。だからといって、「浅煎りしか興味がないから、このコスタリカを浅く焙煎しました。だから、酸味いっぱいのコスタリカです・・・」。これはとても乱暴なコーヒー豆の扱い方です。粒の大きさや水分の多寡、品種、精製方法など、総合的にみて火の入れ方や焙煎度合を探らなければいけないのです。
今回は、甘さが特徴のハニー精製であることを特に意識。言葉にするのは難しいのですが、焙煎度合は中深煎りのあるポイントで、シワをわずかに残すような火力に。何を言ってるのか意味不明ですが、これが私なりのこの豆の特徴を引き出す方法でした。
とりあえず、今回のコスタリカもドリップで淹れてみてください。
17:30
Lover’s Coffee