コーヒーのこと

2021.8.7 ドリップ急冷式アイスコーヒー、その2。

先日のドリップ急冷式に関するレシピは、実際に私たちがお店で淹れている工程でした。まずはドリップ抽出をしてから、予めキンキンに冷やしておいたステンレス製などの容器に移し替えて、氷で撹拌するというもの。今回は、容器に移し替える工程を省いて、ドリッパーのすぐ真下、いわゆるサーバーの中に氷を敷いて急冷するレシピとなります。

 

 

前回と今回のレシピでは、コーヒーの仕上がりにどういった違いがでるのか。前回は冷えた容器に移し替えることで、氷がそこまで溶けることなくコーヒーが冷えるということ。撹拌の時間も短くなりますし、ヒンヤリ感を容易にだすことができます。それに対して今回は、冷えるまで撹拌の時間が長く、氷も溶けやすく小さくなるでしょう。前回の抽出量であるお湯120gですと薄くなってしまうため、お湯100gに変更し更に濃く抽出します。豆の分量(13g)や抽出時間(2分30秒)は変化させません。今回も撹拌を終えたら、氷は取り除いてください。

また、最終的に氷を取り除くといっても、準備段階では氷を入れたサーバーをクルクルと回してガラス面を冷やしたり、飲む直前までグラスを何らかの方法で冷やすことは必要になるでしょう。

当店のレシピは、できる限りお湯をゆっくりと細く、そして、コーヒーの粉の面に対して、ドリップポットの注ぎ先をいかに近づけることができるか、ここがポイントとなります。ホットもアイスも共通ですが、高い位置から勢いをつけてお湯を注ぐと、粉に対して「通す」注ぎ方になり、質感が軽くなってしまいます。理想は、粉に対してお湯を「置いていく、乗せていく」感覚です。これをゆっくりと繰り返すことで、トータル2分以上かける時間の感覚を掴めてくるでしょう。そしてそして、この注ぎ方ができるドリップポットはどんな商品なのか、自ずと絞られてくるわけです。

 

 

 

まだまだ、暑い夏は続きます。こまめな水分補給と、「チビチビと」楽しむアイスコーヒーで夏を乗り切ってください。

 

Lover’s Coffee

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