コーヒーのこと

2021.7.30 ドリップ急冷式アイスコーヒー、その1。

 

今回は、ドリップしてからの急冷式アイスコーヒーの作り方をご説明致します。こういった類の情報は、インターネットで調べるとたくさん掲載されていると思います。当店の方法も、そんな数ある情報の中のほんの一部に過ぎません。正解不正解などありませんから、参考程度にご覧くださいませ。

当店の急冷式アイスコーヒーの特徴は、水出しコーヒーと同様、風味豊かで比較的濃度が濃いコーヒーを「チビチビと」楽しんでいただくこと。そのため、氷はコーヒーを冷やすこと、そして、溶かすことでコーヒーの体積を増やすこと、その2点の役割を果たしたら、すぐに取り除いてしまいます。氷を入れたままですと、風味が薄まってしまいますし、胃腸の弱い店主は耐えられません。

また、以前の記事に、アイスコーヒーは豆の量を多めに使うと書きましたが、当店は少しでも豆の量を節約するために、挽き目を細かめにして、濃く抽出されるように工夫しております。細かく挽くと、風味が強めに抽出され透明感がなくなりがちですが、微粉を取り除くことで解消できます。もし、微粉を除去する道具をお持ちでないようでしたら、挽き目は特別細かくせず、豆の量をレシピより1gほど増やせばよいと思います。

それでは、レシピをご紹介します。前提として、このレシピは、キッチンスケールの上にドリッパー類を乗せた状態で、スケールの表示を0gにし、お湯の重さを規定量まで足していく方法です。キッチンスケールとタイマーは必須ですので、ご用意くださいませ。

 

「ラバーズコーヒー式、急冷アイスコーヒー」

コーヒー豆⇒13g計量 ※微粉を落として12gとなります。

挽き目⇒細挽き ※微粉を除去しない場合は、中細挽きで豆の量を13gにするなど、調節してください。

お湯の量⇒120g

抽出時間⇒蒸らし30秒を含め、2分30秒 ※あくまで目安です。この時間に近いほど、濃度が濃くなります。

それでは、抽出レシピです。

【1】蒸らし⇒15~20gのお湯を注ぎ、30秒待つ。

【2】60秒経過するまで、お湯を少量ずつ3回ほどに分けて、累計50~60gまで注ぐ。

【3】2分30秒で終了することを目安に、更にお湯を数回に分けて(1投20gだとリズムをつかみやすい)、ゴールの120gまで注ぐ。

【4】最後に、氷を使い急冷する工程で終わりとなりますが、今回はミルクピッチャーや大きめの計量カップなど、冷凍庫の中で冷やすことができる容器に氷を入れて、そこにコーヒーを移し替える形です。予め冷やした容器に移し替えることで、氷が溶け過ぎず、最適な濃度に仕上がります。なんて細かいのでしょうか。※次回は、この移し替える工程がない方法、要はサーバーに氷を入れた状態からの急冷式をご紹介します。

撹拌は、勢いよく行なってください。容器に触れてみて、水滴ができるくらいまで冷えを皮膚で感じたら、氷を取り除くタイミングです。氷をスプーンで取り除いたら、グラスに注いで完了です。

 

 

少し慣れないと、難しく感じるかもしれません。ぜひ、挑戦してみてください。

 

Lover’s Coffee

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