焙煎日誌

焙煎日誌 8/8 大安

私がコーヒーに関してわかっていないこと。それは山ほどあるけれど、そのひとつが、コーヒー豆をエイジングさせたとき(寝かせたとき)の風味の変化である。

当店は、ひとつの商品が焙煎日を含めて2日内で回転することを目標としており、種類ごとに少量ずつ焙煎している。だから、焙煎日から3日経過以降の豆はほんのわずかしか残っておらず、すべての変化を確認する機会がごく少ない。良いのか悪いのか。きっと、私のテイスティングの経験値は低い。

今回、焙煎日から5日経過の「ホンジュラス・セロアスール農園」がたまたま残っており、テイスティングをした。正直驚いた。こんなにも風味が熟したように変化するものかと。その風味には若々しさがないぶん、パッケージの風味説明には当てはまらない魅力的な表情もあり、複雑さを感じた。それを的を得て表現できないことが、もどかしい。

ひょっとしたら、お客様のほうが私の知らないコーヒーの表情をご存知なのかもしれない。

 

追記:A沢様、2度目のコーヒーかすのご提供、誠にありがとうございました。

 

Lover’s Coffee

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