当店がお薦めするDB(ドリップバッグコーヒー)の淹れ方をご紹介します。
ポイントは、今回もスケールとタイマーを使い、お湯の量と時間を計ること。DBの美味しさは濃度が決め手。DBは粉の分量を計る必要がないため、どれくらいの湯量をどのくらいの時間をかけて注ぎ切るか、これだけを意識すれば良いわけです。
当店が美味しいと感じるDBのレシピは、「お湯140gを2分掛けて注ぎ切る」というもの。混乱させて申し訳ございませんが、DBパッケージの裏には、「2~3回に分けて注ぐ」と印刷されております。しかし、この注ぎ方では2分も掛からず、また、濃度も薄いと考えております。そもそも、どれくらいの湯量を注げばよいのか不明です。2分掛けるとなると、蒸らしを含め、8回ほど注ぎ分けることになります。
以下は、大体の途中過程です。湯量と時間は絶対的なものではなく、あくまで目安となります。「ピッタリ」を目指す必要はございません。
序盤 蒸らし→湯量約20gを注ぎ、約30秒待ちます。
中盤 3投に分けて、お湯を累計約60gになるまで注ぐ。ここまでタイマーは1分経過。この1分までに、最も美味しい成分が抽出されているため、丁寧に細かく注ぎ分ける必要があります。1番搾りはじっくりと。
終盤 1投約20gを目安とし、累計約140gまで4回ほど注ぎ分けて終了。お湯が落ち切って2分経過していれば良い目安。仕上げに、カップ内のコーヒーの濃度を一定にするため、スプーンなどでかき混ぜれば言うことありません。
慣れてしまえば本当に簡単です。ぜひ、参考にしてみてください。
Lover’s Coffee