11月の営業についてご連絡致します。
今月も祝日関係なく、毎週水曜と木曜を定休日とし、営業時間は10時~16時まででございます。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
「調和を保つために」
スタッフ内の内容ではございますが、11月は、私たちの接客態度をもう一度基礎から見直す期間として捉えております。
創業当時の約7年前と現在では、大変ありがたいことに、ご愛顧いただくお客様が増え、より様々な土地のお客様がご来店されるようになりました。限られた同じ空間において、すべてのお客様が平等に心地よくお買い物をするには、お店側の接客態度が非常に重要であると以前にも増して感じております。店主の私は、忙しさに忙殺される年末を迎える前に、基礎の根っこの部分を地にしっかりと張る必要があるのではと、危機感を持ちました。それは一言で言い換えると、「お客様を不快にさせない言動」です。お客様満足という言葉以前に、これをクリアしないとその先がないと思ったのです。
まず、伝わる挨拶や感謝の言葉、返事、言葉遣い、話すイントネーションに至るまで見直す必要があるのですが、特に私たちが注意することは、同じ空間にいるお客様ひとりひとりに平等な対応がなされるよう気を配ることです。
例えばこんなケースです。古くからのお客様でスタッフと冗談も言い合えるような方々と、馴染みのないご新規のお客様が同じ空間内にいた場合、どうしても前者に片寄った雰囲気になりがちです。そうすると、空間を共有しているご新規のお客様はどう感じるでしょうか。
「コーヒーにこだわってるか何だか知らんけど、居心地悪くて感じ悪い。アウェー感半端ないな。」
きっと、こういったマイナスの感情を抱きます。実際、私も他の人気店に期待して伺った際、同じような経験(思い)をしたから重々わかるのです。
こんな状況に陥っても、不愉快になられたお客様のほとんどは、品を保たれ、その場ではクレームを言うことはありません。しかし、そのお客様方の2度目の来店は決してなく、お店側は客数減少の原因を何もわからずにもがくのです。
私たちは(特に店主の私は)、常に幽体離脱をしているかのように店内を上方から客観的に見て、場を察しなければなりません。いざとなればスタッフに注意することはもちろん、私も常に戒める必要があります。
「あのとき、あのお客様にいらんこと言ってしまったな」とか、「ワルイ意味でイイ人になってしまったな」とか。私も反省しきりの毎日です。だからもう一度、この機会に接客の基礎から見直したいと思います。
私は勉強のために普段から様々なお店を利用します。繁盛店のほとんどは、お店側とお客側との間に心地よい空気感があり、調和が保たれております。人同士が店内の雰囲気を物語る1番の要因であるかのように。当店もそういった素敵なお店の仲間入りがしたい、そう心に抱いた今日この頃です。
ラバコ