「ミルク出し?うちには必要のない飲み物だろう」。
この飲み物を数ヶ月前に知った私は、特に調べるわけでもなく、この情報を横に流しておりました。なぜなら、その頃はカフェオレの素である「濃縮ボトル」をまだ販売できていたからです。しかし、夏本番に到達する前にこのボトルが完売してしまい、リピーターのお客様へご迷惑をおかけすることに。そこで急遽、以前スルーしていた「ミルク出しコーヒー」という飲み物を検討するまでに至ったのでした。
率直に申し上げますと、ミルク出しコーヒーとは、カフェオレとほぼ同じものです。よくイメージするカフェオレは、濃いドリップコーヒーと牛乳を合わせたもの。それに対し、ミルク出しコーヒーとは、牛乳の中に、粉が詰まったコーヒーバッグを約8時間漬け置きしたもの。つくり方は、非常に簡単。以下の通りです。
①約250㏄の牛乳を注ぐため、丁度よい大きさの容器を用意。その中に、コーヒーバッグを入れます。
②約250㏄の牛乳を注ぐ。※セブンアンドアイホールディングスさんの牛乳が特におすすめ。
③コーヒーバッグが浮いてくるため、常にコーヒー粉が牛乳に漬かるよう、コーヒーバッグを沈めてください。それでも浮いてきますけど。
④容器にラップなどの蓋をかぶせ、冷蔵庫の中で約8時間漬け置きすれば出来上がり。最後に、コーヒーバッグを必ず取り出してください。
⑤もし、微粉が気になるようでしたら、ペーパーで濾すと、とてもクリアで飲みやすくなります。
ふつうのカフェオレと違う点は、明らかに滑らかさを感じること。そして、コーヒーの細かいニュアンスがしっかり抽出されていること。つくり方は簡単ですが、贅沢な飲み物であるため、チビチビと味わってください。おそらく、ご家族の目を盗んで、こっそり飲みたくなると思います。
ぜひ、自分用はもちろんのこと、この夏のちょっとしたお土産としても選んでみてはいかがでしょうか。
※コーヒーバッグは、4種類のスペシャルティコーヒーを配合したブレンドです。牛乳と合わさることでキャラメルのような甘さと質感を楽しめます。1個(税込)280円
Lover’s Coffee